登山NO.0046 荒 島 岳( 荒島岳:1,524m ) 1998.8.22登山


【荒島岳登山記録】

【荒島岳登山データ】


NO.46 荒島岳登山記録


浜松での高校の寮のOB会の日の昼間に行ける百名山としては、荒島岳か伊吹山などしか残っていない。 伊吹山はもっと遅い時期でも登れそうなので、荒島岳に登る事にした。

前日の夕方16:00に車で出発。ひたすら東名高速を西へ下る。尾西から東海北陸道に入り、 白鳥へ向かう。途中高速を乗り継ぐ間にコンビニで食料を用意する。白鳥までは時間の計算通りに ほぼ予定の23:30に到着。ここから先、勝原スキー場までの時間が予測できていないし、道の様子も 良く分かっていない。早く着いて眠りたいのだが。実際に勝原スキー場下の駐車上に着いたのは1:00近かった。この時は他には車は無かったのだが、朝5:30に目が覚めてみると3台の車がすでに登山の 準備をしていた。

朝食を済ませ、支度をし、登山カードを記入し、6:07に登山開始。ガレたゲレンデを一気に登っていく。朝のうちだから良いものの昼間は暑さがこたえる登りである。最後のリフトの終点まで32分、 最初の休憩。

ここから林間の登山道に入る。思いの外急な上りが続き、一息つけるシャクナゲ平には8:40着く。 ここから尾根道を左にとり(右に行くと小荒島岳)、前荒島、中荒島と小ピークを越え、荒島岳への最後の登りに取り付く。結構急な土の登りで滑りやすく注意を払う。

頂上にはコンクリートの固まりの建物とバスケットのボードのような電波受信板が違和感を醸し出しているものの、頂上の雰囲気はなかなかで、一等三角点と祠、そして360度の大展望が広がっていた。

広域の地図が無かった為、分かる山が白山しかないのが、少々残念であった。夏休みの土曜日にも拘わらず、頂上で七名の登山者と一緒になっただけの、静かな山頂を楽しめた。蜜蜂の羽音と、蜻蛉の乱舞の中、リンドウやトリカブトが美しく咲き乱れていた。 今年中に登ることがあるかもしれない、白山の雄大な山容を頭に刻み込んで帰路についた。

帰路は登りの逆コースであるが、結構登山者とすれ違い、この山の人気を感じた。 天気は最後まで崩れる事無く、快晴の一日であった。 勝原スキー場からは越前大野に向かい、百名水の湧き水を汲んでから、北陸道経由で浜松に向かった。


荒 島 岳 登 山 デ ー タ

上記登山のデータ登山日:1998.8.22天候:快晴単独行車中泊、日帰り登山
登山路:勝原スキー場駐車場(6:07)−リフト終点(6:39-6:45)−シャクナゲ平(8:40-8:45)−前荒島−中荒島−荒島岳(8:58-9:45)−中荒島−前荒島−シャクナゲ平(10:19-10:22)−リフト終点(11:11-11:15)−勝原スキー場駐車場(11:40)
交通往路:溝の口−車(東名川崎−一宮、東海北陸自動車道 尾西−白鳥)−勝原(車中泊)
交通復路:勝原−車−越前大野−北陸道(丸岡−彦根)−名神−東名(浜松西)−浜松(ホテル泊)
その他:8月21日に勝原まで移動し、車中泊。翌日登山後、浜松で寮のOB会参加。宿泊。23日に溝の口に帰る。

全行程5H33M、歩行4H17M、休憩1H16M、Map不明


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