前日、夜9時45分、溝の口を車で出発。有料道路代節約の為、一般道と一般有料道路を使い、東海道を西に向かう。音羽蒲郡インターで東名に入り、上郷サービスエリアで仮眠、関ヶ原インターで降り、伊吹山観光案内所前に7時30分に着く。 伊吹山のゴンドラは11月下旬まで運休との看板が出ている。時間の都合ではゴンドラの利用を考えていたが、有無を言わせず三之宮登山口から登る事になった。軽い食事の後、8時丁度に登り始める。平日のせいか他には登山者はいない。 一合目までは、林間の山道であるが、大きな石が沢山露出しており、足元から目を離せない道である。一合目の標識は、リフトの終点でここからは、ゲレンデの中を行く。晩秋も近いというのに今年は暖かく、山頂近くにも紅葉は見られない。標識はしっかりと設置されていて、地図を持っていなかったにも拘わらず迷う心配はなかった。 ここから4合目のリフト終点までは、主にゲレンデを登る。振り返ると、関ヶ原が眼下に一望され、歴史絵巻きが目に浮かぶようである。 四合目でゲレンデも終わり、ジグザグの本格的な登山道になる。ここまで一人の登山者にも会わなかったが六合目で、初めて休息している一人の女性登山者に会った。今日は下山までにであった登山者は29名であった。静かな晩秋の山登りに相応しい人数である。 九合目の小屋を過ぎ、傾斜も緩やかになると道は遊歩道のT字路に突き当たる。ロープで囲まれた道を進むと暫くして山小屋が見え、日本武尊の像がある頂上に到着。10時35分。 頂上には、石碑や祠や石仏などがやたらに多く、三角点がどこにあるのか、捜してしまう。測候所の建物の手前にようやく三角点を発見、立派な解説が設置されていた。 日の射さない、曇り空であったため、遠方まで展望はきかなかったが、近辺の山並みや町並みを楽しむ事が出来た。琵琶湖の湖面も望む事が出来た。頂上から、東遊歩道を通って、スカイラインの駐車場を経由し、中央遊歩道から山頂にもどった。約50分山頂にいた後、11時25分、下山を開始する。 登りとは違い、大変下りやすく、眼下に広がる関ヶ原の景色を楽しみながらは、思いの外早く下山できた。12時55分、下山。 平日の為、駐車料を払うこともなく、駐車場を利用できたのはラッキーであった。 帰りには、近くの日本百名の泉神社湧水に寄って帰ることにする。どこまで一般道で頑張れるか。 |
上記登山のデータ | 登山日:1995.11.19 | 天候:曇り | 単独行 | 前日夜行運転、仮眠 |
登山路:三之宮神社登山口8:00−一合目8:21−二合目8:38−三合目8:54−四合目9:07-9:15−五合目9:24−六合目9:39−七合目9:52−八合目10:07−九合目−伊吹山10:35−山頂回遊−下山開始11:25−六合目11:51−五合目12:00−四合目12:09−三合目12:18−二合目12:27−一合目12:42−三之宮神社12:55 | ||||
交通往路:溝の口21:45−(車、東名(音羽蒲郡−関ヶ原))以外は一般道)−伊吹山登山口7:30 | ||||
交通復路:伊吹山登山口13:30−(車、東名(一宮−岡崎)以外は一般道)−溝の口23:40 |