登山NO.1999-2 雨 山、桧 岳、伊 勢 沢 ノ 頭( 雨山:1,176m、桧岳:1,167m、伊勢沢ノ頭:1,177m ) 1999.03.27登山


 
【雨山、桧岳、伊勢沢ノ頭登山記録】

【雨山、桧岳、伊勢沢ノ頭登山データ】


NO.1999-2 雨山、桧岳、伊勢沢ノ頭登山記録


「勝手に神奈川二十五名山」の全山登頂を一番の目標に切り替える。これなら今年の春にも達成できる。今日はその内の二山をまとめて登る。天気予報は午後から雨であるが早目に下山すれば何とかなるだろう、と楽観的に臨むことにする。

寄大橋の西詰、林道のゲートの手前に車を停める。釣り客も含め3台ほどの先客がいる。雨山峠までのルートは’96年の9月に家内と一緒に歩いている。あの時は鍋割山から南へ下り、林道で寄に戻ったのであった。残暑が厳しかったのを覚えている。今日は今にも降り出しそうな曇り空ではあるが涼しい分、歩きやすい。勝手を知った道なので迷うことはないが、道の荒れ方は改善されていなかった。

雨山峠の寸前で沢を詰めてしまい、峠の先に出てしまった。峠には犬を連れた夫婦と思われる2人連れが休んでいた。峠から西南に尾根道を進み、桧岳を目指す。この頃から霧が濃くなり、15m程度の視界なく、また水滴も落ちてきた。桧岳で昼食を摂っていると、先程の2人連れが追いついて来た。今日は他の登山者には全く出会わなかった。

食後、歩き始めて暫くすると、雨が本降りとなってきた。雨具で完全装備してひたすら秦野峠へと歩を進める。秦野峠は予想に反して展望のない、林の中の道の曲がりだった。その先の幾つかの分岐は、道標がはっきりせず、ルートに不安を覚えたが、鹿の防護柵沿いに進むと、下りに入り、林道を眼下にすることができた。林道の峠部分には立派な記念碑が建っていた。当時は巨費を投じて建設した道も今は一般車の通行は禁止されていて、関係車両だけのものとなっている。記念碑に誇らしげに名前が刻まれている人も、見方によっては前世の失政の関係者名簿に名を残したことになる。

天気が良ければこのままシダンゴ山へと進むこともできるが、本降りの中、そんな元気はなく、一目散に林道を寄大橋まで下る事にした。途中、蟇蛙の大発生している場所を通過し、一斉に交尾をしている異様な風景を目にした。

三角点記録: 檜岳−3等三角点桧岳


雨 山、桧 岳、伊 勢 沢 ノ 頭 登 山 デ ー タ
上記登山のデータ 登山日:1999.03.27 天候:曇り後雨 単独行 車、日帰り
登山路:寄大橋7:50−9:10寄コバシ沢分岐9:15−9:50雨山峠10:00−10:33雨山10:35−11:00桧岳10:32−12:20秦野峠−12:46林道記念碑12:52−林道−13:45寄大橋
交通往路:溝の口−東名川崎インター−大井松田インター−寄大橋
交通復路:寄大橋 −R246−東名厚木インター−東名川崎インター−溝の口

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