暑くならないうちに、また登山口近くの路肩に駐車できるようにと、早めに道の駅を出発した。日向山は前から登りたかった山なのに、なぜかわけありで今日まで上っていない山である。 7時5分、登山口近くには4台の車しかいない。 登山口には、鏡滝の登山道は崩壊のため通行不可と書かれている。面白くは無いが同じ道を往復するピストン登山となる。 登山道は一本道で迷いようも無い。おまけに、「日向山ハイキングコース」や「日向山登山」と書かれた札が頻繁に現れるので安心感が持てる。ただ、距離や時間が全く書かれていないのが残念である。 道はそれほど急ではないのだが、不思議と疲れる。でも1時間20分程度で三角点頂に着く。登山道に目立たない標識があり、この日向山山頂への分岐を示している。おそらく三角点を気が付かずに通過してしまう登山者も多いと思われる。もっともこの頂きは展望ゼロで何のみりょくもないのだからそれでも良い。 三角点からさらに先に数百メートル進むと、樹林が突然終わり、尾根の先が砂地の緩いがけになる。ここが雁ガ原と呼ばれる場所で、日向山に登る目的地である。展望は北から南東に広がり、八ヶ岳から鳳凰三山の地蔵岳までか眼前に圧倒するように広がる。そのなかでも甲斐駒ケ岳の北壁は見事である。これを見るためだけでも登ってくる価値がある。 人気の山だけあって、下山時には64人もの登山者とすれ違った。車を停めた尾白川林道も駐車する車が両側に溢れていた。 久々に展望を満喫できた登山となった。 三角点記録: 日向山−3等三角点日向山 |
上記登山のデータ | 登山日:2003.08.03 | 天候:快晴 | 単独行 | 車 |
登山路:7:05尾白川林道登山口7:14−7:46休憩(1390m)7:52−8:29日向山三角点頂8:35−8:39雁ガ原9:20−10:09登山口 | ||||
交通往路:道の駅白州6:45−尾白川林道登山口7:05 | ||||
交通復路 :尾白川林道登山口10:20−R20−県12−県108−城山林道−丸山林道−県413−R52−県804−身延山 (身延山に続く) |