アプローチでのミスが重なり、不動の湯の駐車場に着いたのはすでに16時を過ぎていた。こんなに遅くに登り始めるのは本当に久しぶりだ。予定では登り70分、下り50分で、18時過ぎ下山である。 ところが駐車場から登り始めると、車が通行できる林道が延々と続いている。結局ゲートまでの18分は余計な道歩きとなってしまった。気分的にはかなり落ち込む事態である。それでも気力を取り直し、登っていくのだがいつまでたっても林道が続き、登山道にならない。 結局、尾根に出た大ザ首峠の先まで延べ45分の林道歩きであった。 峠の先にパラグライダーの出発台ができていて、そこまで下からモノレールが引かれている。恐らく鳥居地峠から伸びる林道の終点から来ているのだろう。3人のパイロットが休んでいた。 登山道はその出発台の脇を抜け、いよいよ杓子山への急登になっていく。地図でのコースタイムを20分と見まちがえたが、正しくは35分と書かれていた。本当に急な登りで、昨日の横尾山より楽だと考えていたのは大きな間違いであった。とにかく早く登りきらないと日没時間が心配である。 17時31分、漸く山頂につく。余裕があったら鹿留山のピストンをと予定していたがとんでもない。三等三角点を確認する。展望は良いのだが、生憎の薄いガスで御正体山さえ、見ることができない。富士山もはっきりしない。次回は鳥居地峠からのルートでもっと楽に登ってみたい。 下山は、パラグライダーの飛行を見ようと5分間待っていた他は、休みなしで一気に下った。 三角点記録: 杓子山−3等三角点空音沢 |
上記登山のデータ | 登山日:2003.08.02 | 天候:曇り | 単独行 | 車 |
登山路:不動の湯駐車場16:14−ゲート16:32−林道分岐16:41−峠16:59−山道17:03−17:31山頂17:41−18:00峠18:05−林道分岐18:18−ゲート18:23−18:38駐車場 | ||||
交通往路:溝の口11:10−R413−鹿留林道−R139−旧鎌倉往還−不動の湯 | ||||
交通復路 :不動の湯−旧鎌倉往還−R137−R20−竜王−R20−道の駅白州((泊) |