昨日とは打って変わり、気持ちの良い晴天である。しかし北の九重の山並みの頂上付近に雲がかかっているのが気がかりであった。コンビニで昼食と飲み物を仕入れ、阿蘇を後にやまなみハイウェイを北上する。阿蘇の広大なカルデラを実感しながら、北の外輪山の火口へきの後が迫ってくる。直線だった道が急につづれ折りに変わり、一気に外輪山に上り詰めると、今度は九重高原が目の前に飛び込んでくる。登山口の牧ノ戸峠に向かって再度登りに入ると、いままでの晴れから急に雨に変わった。気温も一気に下がって10℃前後である。頂上でのを展望が心配である。
牧ノ戸峠の駐車場には火曜日というのに大勢の登山者で賑わっていた。皆、思いがけない天候でとまどっていた。十分な防寒対策をし、登山者カードに記入をして、9時14分いよいよ出発。幸い雨から霧にかわっていたので傘は差さなくてすんだし、雨具もいらなかった。初めはコンクリートで固められた遊歩道のような道をすすむ。やがて展望台に着く。
その先、なだらかな道を進み、扇が鼻分岐を過ぎ、15西千里浜に至る。途中ね星生山へのルートを分けるが、登山禁止となっており、硫化水素の臭いがしていた。
この辺りの登山道は踏まれすぎていて幅も7m以上もある。道周辺の植物の多くがが踏まれている。久住別れを過ぎ、久住山への登りにかかる。ここも登山道が特定されていないため、どんどん周囲が荒らされてしまっている。しっかりと整備して登山道の周囲の自然を保護する必要がある。
殆どの登山者が久住山から引き返してしまい、稲星山からね最高峰の中岳に行く人がいないのが不思議である。ちょうどよい周回ルートになっているのだが。帰路に扇が鼻に寄っていく。のぺっとした草原でどこがピークなのか特定しにくかった。南に広がる久住高原の見晴らしがよい。
三角点記録: 久住山−1等三角点久住山
上記登山のデータ | 登山日:1999.11.09 | 天候:霧時々晴れ | 単独行 | 前日泊、当日泊 |
登山路:牧の戸峠登山口9:14−10:02扇が鼻分岐10:04−10:15西千里浜−久住別れ−10:48久住山11:15−11:35稲星山−12:06中岳12:10−12:19天狗ヶ城12:10−御池−12:32久住別れ−尾池−12:51扇が鼻分岐−13:06扇が鼻13:10−13:19扇が鼻分岐−13:55牧の戸峠登山口 | ||||
交通往路:休暇村南阿蘇−やまなみハイウェイ−牧の戸峠駐車場(レンタカー) | ||||
交通復路:牧の戸峠駐車−やまなみハイウェイ−休暇村南阿蘇(レンタカー) | ||||
その他:前日、阿蘇高岳、翌日、祖母山登山 | ||||