先週の平ヶ岳に続き、再び銀山平へ向う。天気には自信有り。快晴が期待できる。ルートは先週下見済みなので何の問題も無い。前夜21過ぎに駐車場に着いてみるとまだ3,4台しか車はなかった。
5時前から、登山者や登山口まで送りに来る車で騒がしく、早々に目が覚めてしまう。今日はじっくりと朝食を作ってから出発と決めている。他の登山者が次々と出発するのを食事の準備をしながら見送る。気温が低くなかなかお湯が沸かず時間ばかりすぎる。ほとんどの登山者が出発しおえた6時30分過ぎにようやく登山を開始する。天気は快晴である。
明神峠まで一気に上ると後は小さな登り下りを繰り返す単調な登山道である。荒沢岳が大きく望めるなか距離だけをかせぐ。小倉山まで行くと景色も大分変わり、平ケ岳が見えてくる。ここから多少登りがきつくなる。それが一気に変わるのは駒の小屋の手前の岩稜に取り付くあたりからである。駒ケ岳、中の岳、燧ケ岳、平ケ岳と名だたる山々を望むことができる。岩陵は不要な鎖やロープもなく歩きやすい。それにしても気温が上がってきたのか暑い。
駒の小屋で記帳する。記録を残す意味でも良いことだと思う。山頂は目と鼻の先である。2000mあたりから紅葉が一気に始まっており、山頂の下は特に素晴らしい。久々の快晴の山頂で50分近く過ごす。主な山々は八海山、巻機山、苗場山、中の岳、至仏山、燧ケ岳、平ケ岳、日光白根山、会津駒ケ岳。
連休の初日ということも有り、山頂はおお賑わいである。途中抜いてきた30人に加え、続々と登ってくるのよく見える。聞くと登山口の駐車場はいっぱいでずらっと路肩駐車しているという。翌日の予定をまだ決め兼ねているまま下山を開始する。いま見た八海山なども明日登ってみたいし、雪の降る前のラストチャンスの後立山にもいきたい。
それにしてもこの山の下山道は長く感じられる。それは始めは下るのだがそのあと一行に下って行かないのである。実際、登りに3時間44分かかっところを下るのに3時間15分もかかるのである。これには流石に疲労感を覚えた。やはり明日は五竜岳に行こう。もっと山登りらしさを堪能するためにも。
今回の費用は以下のとおり:有料道路 5150円(関越道、練馬−六日町、小川トンネル)、走行距離 470Km、食料(飲料、おにぎり、稲荷寿し、チョコレート)1226円、夕食(寿司、カツ重)2920円
上記登山のデータ | 登山日:2000.10.7 | 天候:快晴 | 単独行 | 前日車中泊、下山後白馬へ |
登山路:枝折峠登山口6:37−7:36(1220m)7:43−7:51道行山分岐−8:26小倉山8:36−9:12百草の池−9:27(1635m)9:36−10:01駒の小屋10:05−10:21魚沼駒ケ岳山頂11:13−11:26駒の小屋−12:06百草の池12:10−12:36小倉山12:40−13:11道行山往復13:14−13:40(1220m)13:45−14:28枝折峠登山口
所要時間7H51M,休憩98M,正味歩行時間6H13M,標準時間?H?M |
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交通往路:前日:16:20溝の口−17:47練馬インター−関越道−19:47六日町IC−(夕食)19:15−奥只見シルバーライン21:17−21:23銀山平−21:32枝折峠駐車場(泊) | ||||
交通復路枝折峠駐車場15:10−小出IC−関越道−六日町IC−R253−R117−飯山豊田IC−上信越道−長野IC−R19−19:10(夕食)−白馬オリンピック道路−19:30八方第一の湯20:00−20:45駐車場 |