登山NO.2001-6 2001年丹沢集中登山−ユーシンコース
(檜洞丸、塔ノ岳、鍋割山)
2001.5.19-20登山


 
【登山記録】

【登山データ】


NO.2001-06 ユーシンコース登山記録


晴天の中、7:49新松田着、集合時間まで待つ。タクシーは台数が少なく捌けてしまう。8:05の特急で全員集。タクシー2台に分乗して西丹沢自然教室へ。檜洞丸へは3回目となるが、2年前とは異なり、今日はゆっくり登ることができそうである。登山者はそこそこ多く、急な登りでは時々渋滞も起きる。1300m当たりから、ガスの中となる。南西の方角から流れ込んで湿度の高い大気が冷えてガスを発生させている。木々に水滴となってついているため、風が吹くと大粒の水滴が雨のように落ちてくる。檜洞丸の頂上でも視界は得られない。気温も急激に下がってきて、腕時計の温度センサーは9度を示す。石棚コースとの分岐まで戻り、同角ノ頭経由でユーシンを目指す。一気に静寂に包まれ、出会う登山者も皆無に近くなる。登山道は丁度整備中で、工事中の地点から先は、資材の投下がされている。更に先は工事内容が書かれたテープが木の枝や根に巻かれている。静かな中、梯子、鎖とガレ、大岩...といろいろな変化を堪能することができた。些か予定より時間が掛かった分、疲労と筋肉痛を伴うこととなった。

ユーシンロッジは公営ということもあり、1泊2食、フロ付きで3800円という格安料金である。設備もしっかりしていて、車で入れることもあり便利である。10:00消燈、6:00朝食。

7:03出発。今日は、塔ノ岳、鍋割山経由で15:00大倉着という長丁場である。そのうち林道歩きだけで2時間半は予定されている、忍耐の日である。昨日とは違い、雲一つ無く快晴で、これからの気温の上昇と日差しの強さを覚悟する。ユーシンからに塔ノ岳へのルートも始めてであったが、林道終点から河原を超えたところから登山道になる。この道は適当に柔らかく、また一定のペースで高度を上げていくので大変登りやすかった。塔ノ岳へ登るルートの中で一番気持ちの良いルートといえる。例外は水場から上の階段の急登りである。

塔ノ岳から鍋割山、大倉へは毎度のルートであるため、殊更記録しておくこともない。二股からはただただ長くて暑かったが、いつも一人で一言も話さずに黙って下るのに比べれば、話し相手がいることで、多いに退屈さと疲れを忘れさせてくれた。15:12大倉バス停着

この時期にしては、また集中登山にしては天候に恵まれ、また多数参加のコースに恵まれ、そして花にも恵まれた素晴らしい2日間の山行とすることができました。パーティ−の皆さんに感謝。


ユーシンコース 登 山 デ ー タ
上記登山のデータ 登山日:2001.05.19-20 天候:5/19晴のち霧、曇り、5/20快晴 9人パーティ 公共交通機関、一泊
登山路:西丹沢自然教室9:07−登山口9:13−9:53ゴーラ沢出会10:04−10:34(995m)10:44−展望台10:54−11:17(1245m)11:26−12:02分岐(昼食)−12:32檜洞丸山頂12:38−12:48分岐12:55−13:27(1350m)13:29−14:02同角ノ頭14:10−14:53−15:38大石山15:50−16:52ユーシンロッジ

ユーシンロッジ7:02−8:02尊仏ノ土平(河原越え先)8:10−8:40(1070m)8:50−9:29水場9:41−9:59塔ノ岳11:30−大丸11:54−小丸12:11−12:34鍋割山13:04−後沢乗越13:44−15:52ミズヒ沢出14:02−二股14:09−15:12大倉

交通往路:6:20出発−武蔵溝ノ口6:36−6:44登戸6:51−7:48新松田8:10−(タクシー)−8:50西丹沢自然教室
交通復路 :大倉16:10−(神奈中バス)−16:34渋沢16:41−17:35登戸17:41−17:48武蔵溝ノ口−17:59帰宅

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