登山NO.2001-16屏 風 岳、不 忘 山 2001.8.15登山


 
【登山記録】

【登山データ】


NO.2001-16 屏 風 岳、不 忘 山 登山記録

広大な刈田駐車場で朝を迎える。ここで夜明かしした車がちらほらと。今日の行程は楽なので早出する必要はない。それでも6時をすぎれば明るさで目が覚めてしまう。刈田峠に車を停めるスペースが有るか心配したが、行ってみると、コース入口の先、左手に3台分、さらにその先右手に10台程度の駐車スペースが作られていた。しかし殆どすでに埋まっていて、最後の1台分のスペースに入りこむことができた。エコーラインからの眺めはすばらしく、目指す屏風岳を眺めることができる。

食事と身支度を済ませる。今日の行程は短いので、アタックザックだけで済ますことにした。水も1.5リットルだけにした。最もこの時は屏風岳までで戻ってくる予定であったのだが、結局、不忘山まで行くことになり、結果的には水が不足することになってしまった。それにしてもアタックザックだけの荷物は軽くてうれしい。

車道を西へ50m程戻った所が南蔵王縦走コースの入口である。先ほどから10人近くの人が入っていき、このコースの人気の高さがわかる。まずは刈田峠まで下る。登山路は雨でえぐれていて決して歩きやすいとは言えない。刈田峠の避難小屋への分岐を過ぎると前山への登りになる。ガレ場のよるなところもあり、意外と急である。その先の杉ヶ峰への登りは対照的に緩やかなものであった。杉ヶ峰までくると屏風岳が大きく眼前に迫っている。その手前に芝草平が緑の平地を見せている。

芝草平には散策用の行き止まりのルートが作られている。芝草平がの登りは、岩が中心の涸れ沢を詰めていく。やがて登りがなくなるともうそこは屏風岳の広い山頂のはずれであった。屏風岳は1825mで宮城県の最高峰であるが、その最高地点には道がない。屏風岳の標識は三角点のある場所に立っているがそこは1817mなのである。

余りにも早く、そして楽に着いてしまったので、もうすこし先の南屏風岳、更に様子を見て不忘山まで行く事にする。ガイドにある通り、実に展望の良い稜線歩きを楽しむことができる。とはいってもそれは南屏風岳までであり、南屏風岳から不忘山までは小さなコブを含め3回登り返さなければならない。特に不忘山の手前の下りは急なガレ場となっていてこのコース唯一のロープが懸けられている。もし不忘山に三角点がなければここまでくることは無かっただろう。


三角点記録: 屏風岳−1等三角点屏風岳杉ヶ峯−3等三角点杉峯不忘山−3等三角点不忘山


屏風岳、不忘山 登 山 デ ー タ
上記登山のデータ 登山日:2001.08.14 天候:晴 単独行 前夜車中泊
登山路苅田峠バス停7:08−苅田峠小屋分岐7:21−7:39前山(1670m)7:44−7:58杉ヶ峯8:05−8:20芝草平−8:48屏風岳9:08−9:32南屏風岳−9:53不忘山10:01−10:27南屏風岳10:30−10:55屏風岳11:00−11:12分岐−11:24芝草平−11:45杉ヶ峯11:50−12:03前山−12:21分岐−12:28苅田峠
交通往路:前日、古寺鉱泉駐車場から−苅田峠駐車場−車中泊
交通復路 :苅田峠−蔵王エコーライン−遠苅田−白石−R4−矢板IC−東北道−首都高速−溝口

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