登山NO.2001-20,21帯那山、小楢山 2001.9.22-24登山


 
【登山記録】


NO.2001-20,21 帯那山、小楢山 登山記録

白山に登ってからまともに山に行っていない。2度目の底の張替えを終えた登山靴も2ヶ月ほど玄関に置かれたままになっている。理由は特に無いのだが山に行く気力が充実していない。そうこうするうちに恒例の会社の忘年旅行の日がきてしまった。旅行の前後にはここ数年必ず山に行っている。今年の旅行は石和温泉なので、近くに山はいくらでもある。登りたい候補としては、日向山、国師岳、北奥千丈岳、小楢山、帯那山、御坂黒岳、...。

7日に日向山に登り、甲斐駒ケ岳の雪に覆われた岩陵を眺めようと出かけたのであるが、台風15号による崩落のため道路が途中で通行止めになってていて、諦めざるを得なかった。仕方なく尾白の名水公園で水を汲み、石和に向う。でも時間が早かったので牧丘から焼山峠、乙女高原、水ヶ森林道とドライブして明日のコースを下見する。一部路面凍結の場所があるがすべりどめ無しでも通行できることを確認しておく。

翌8日は朝9時過ぎにホテルを出発。昨日の逆コースで帯那山の登山口に向う。水ヶ森林道に入る手前に、帯那山登山口の標識があり、ここまでタクシー2台で入ってきたパーティーを見送る。ここからの登りでは2時間行程になる。こちらは水ヶ森林道の途中の最も近い登山口に向う。特に駐車場はないが、道幅が広くなっていて数台は停められる。

沢を巻きながら詰める登山道は、旧道であった。以前は車道と思われる2m程度の幅の道で路面もしっかりならされている。15分もするとガードレールのある道を横切る。後でわかったのだがこれは帯那牧場へ行く道で車が入ることもできる。ほぼ車道と平行する形で進むとあじさい群生池の標識と草原の広場へ出る。どこが帯那山なのかはっきりしないが、標識にしたがって北西へ5分ほど進むと小さな帯那山の標識と三角点を見つけることが出来た。ここが地図では奥帯那山となっている場所と気がついたのは、奥帯那山を目指して15分近く北に向い、林道に出合ったときであった。

元の地点で戻り、地図上のにある南の三角点を目指して歩き回ったのだがついに位置を特定することが出来なかった。途中の道からの南アルプスの眺めは素晴らしかった。

登山口に戻り、水ヶ森林道から乙女高原を経て焼山峠に向う。昨日ルートと道路状況は確認してあるので、工事個所、凍結個所も問題無く通過できた。焼山峠の立派な駐車場には山行きと思われる車が5台程度停まっていた。腹ごしらえの後出発。標準時間では登り1時間20分、下り50分とある。3時までには戻って来たい。

登山道は広く、大変良く整備されている。しかし登り下りが頻繁に繰り返され、以外と疲れるし、帰りも結構登らされることが判った。途中旧道と新道の分岐があり、新道は急斜面を一気に登っている。的石を過ぎると、いよいよ最後の小楢山への登りとなる。この辺から凍りついた残雪がところどころ残っているようになる。頂上近くは平坦になっているのだが霜解けで靴が泥だらけになってしまう。頂上に山梨百名山の標識を見る事が出来た。そういえば帯那山では見かけなかった。どこにあったのだろうか。目の前の富士山がそれほど奇麗に見えないので早々に頂上を後にする。帰りは旧道を緩やかにくだると、あっという間に分岐につく。ここから登り下りを繰り返し、焼山峠に予定より早くつく。

時間も早いので、R20で帰ろう。

三角点記録: 帯那山−2等三角点千代田村 小楢山−2等三角点中牧村

【登山データ】


帯那山、小楢山 登 山 デ ー タ
上記登山のデータ 登山日:2001.12.08 天候:快晴 単独行 前夜石和温泉宿泊
登山路帯那山:水ヶ森林道帯那山登山口10:35−稜線休憩舎10:55−11:02帯那山−弓張峠方面へ−戻り南のアンテナ−11:52登山口 小楢山:焼山峠12:56−13:23新旧登山道分岐−13:31的石−13:16小楢峠分岐−13:52小楢山14:05−14:35焼山峠
交通往路:(前日)溝口−調布IC−中央高速−韮崎IC−日向山林道−R20−R411−R140−牧丘−焼山峠−水ヶ森林道−山梨市−石和温泉、(当日)R140−水ヶ森林道−焼山峠
交通復路 :焼山峠−牧丘−塩山市−R411−R20−上野原IC−中央高速−調布IC−溝口18:20

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