登山NO.2006-8黒姫山(2053m) 2006.08.07登山




【黒姫山登山記録】
【黒姫山登山 データ】


NO.2006-8 黒姫山  記録

表登山道は黒姫山の東斜面をほぼ直登する。午前中は当然のことだが、太陽が背中を照らす。
八合目までは登山道は土の道で歩きやすい。特に下りは楽である。八合目から上は勾配が急になり、石や岩が多くなり、手を使う場所も有る。ただくさりやロープがひとつもないのが、この山の易しさの指標といえる。稜線に出ると外輪山の縁を歩くことになるがほぼフラットである。最高点の山頂はこの稜線の途中にある。複式火山の内側のピークは小黒姫山(御巣鷹山)で1246mと7m低い。

月曜日のためか登りでは誰とも会わなかった。稜線はさすがに少し涼しかったが、それまでは本当に暑かった。山頂ではそのまで晴れていたと思ったのに、下からガスが流れてきて、野尻湖や高妻山も時々うっすらとしか見えなかった。

山頂には、小さな祠と、信濃町が作った山座同定できる山頂を示す円盤が岩に立てかけられていた。山名や標高を示す標識がひとつもなかったことが新鮮に思え、素朴な山頂を45分間も独り占めできた。

もうひとつ不思議なことは、山頂にあるべき二等三角点の標石がなく、そのかわり一辺が45cmはあろうかという特大の標石が埋められていたことである。

下りの途中で計3名の登山者とすれ違った。どうもこの表登山道はあまり人気がないようだ。登山届けのポストのある駐車場は標高710mなので標高差1340mある。これに対し、戸隠からの県道脇から登る新道登山道は1140mからで標高差910mで山頂に着けるからだろう。

登り3H32M下り1H57M 行動時間6H09M(休憩 登38M 頂40M 下21M) (標準時間 3H40M+2H35M)

地形図 三角点記録:2等三角点−黒姫山(亡失)

黒姫山 デ ー タ
上記登山のデータ 登山日:2006.08.07 天候:晴れ 単独行 休暇村妙高連泊中
行程:表登山道林道交差点(860m)6:38-6:44林道交差(965m)4:46-二合目(1045m)6:57-林道交差6:59-シナノ木(1095m)7:06-7:21休憩(1215m)7:25-7:44四合目七曲り上(1345m)7:50-8:09五合目日ノ出岩(1485m)8:14-8:32六合目ブナ林帯(1615m)8:38-9:01七合目ダケカンバ帯(1785m)9:08-八合目ヒカリゴケ(1830m)9:16-9:40休憩(1970m)9:48-九合目アオトド帯(1990m)9:52-稜線(2010m)9:55-10:05黒姫山山頂(2053m)10:45-稜線分岐10:51-九合目10:53-11:10八合目11:15-七合目11:19-六合目11:31-11:40五合目11:44-四合目11:54-12:10シナノ木12:13-林道12:17-二合目12:19-林道12:25-12:30渡渉地点12:39-12:42出発点
交通往路:5:39休暇村妙高-表登山口-林道6:20
交通復路:林道-休暇村妙高(泊)

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